データ・フロー・チャート
データ・フロー・チャートとは、
どの信号線をどのようなデータが流れて
プロセッサの状態が更新されるかを示した図である。
- 厳密に言えば、信号線の上には常にデータが流れているが、
重要なのはフリップ・フロップ等でラッチされる時に流れている
データなので、その時にどの信号線経由でデータが来ているかを示すこと。
- 1つの図に全部のデータの流れを示すと繁雑になるため、
各フェーズにおけるデータの流れに分けると良いでしょう。
- フェーズを統合しすぎた場合はフェーズ1a/フェーズ1b等、
さらに細かく分けてもいいでしょう。
- 命令毎にフェーズの動作が大幅に違う場合、
分かりやすい図にするために、別々の図を使って説明するのも良いでしょう。
以下、データ・フロー・チャートの例を示す。
(これをレポートにコピー&ペーストしても、設計によっては嘘を書くことになるので、
ちゃんと自分の設計では、どこから来たデータを使って、
いつフリップ・フロップを更新するのかを考えて書くこと。)
フェーズ1
フェーズ2
フェーズ3
フェーズ4
フェーズ5
Last modified: 2007/5/11 9:30