QuartusII立ち上げとプロジェクト作成
- コマンドラインから "quartus &"
- [初回のみ] ライセンス設定
- Expired とか言われて4つの選択肢が出たら、一番下の "license file" 指定を選ぶ。
- "License file:" に "40000@nwse2" を入れる。"License Type:" が "Full Version" になればOK。
通常の大規模ソフトウェア設計と同様に、
FPGA設計においても複数のファイルを管理する必要があるため、
それらを管理する「プロジェクト」という物をまず作り、
その下で開発を行います。
まあ、ソフトウェア実験におけるMakefileみたいな物と
考えてくれれば良いです。
以下はプロジェクトの作成方法です。
一度作れば、次からはOpen Projectで開くだけでかまいません。
- File→New Project Wizard
- "New Project Wizard: Introduction"
Nextを押す。
- "New Project Wizard: Directory, Name, Top-Level Entity [1/5]"
作業ディレクトリ(1番エントリ)/プロジェクト名(2番エントリ)/トップレベルの回路名(3番エントリ)を指定する。
- トップレベルの回路名に対してのみ、ピン配置等ができます。
- ホームディレクトリそのものを作業ディレクトリにせず、必ず実験専用のディレクトリを作って下さい。でないと何かしようとしたときにツールが固まったり落ちたりします。
- "New Project Wizard: Add Files [2/5]"
何も指定せずにNextを押す。
- すでに作成してある回路をプロジェクトに追加する
場合はここでリストアップする。まだ何もないので空白のままにする。
- "New Project Wizard: Family & Device Settings [3/5]"
FamilyにCyclone, Available devicesにEP1C6Q240C8 (または CycloneIV E, EP4CE30F23I7) を指定する。
- 設計データを最終的に書き込むFPGAの型番を指定する。
- "New Project Wizard: EDA Tool Settings [4/5]"
何も指定せずにNextを押す。
- 外部の設計ツールを使う場合にはここで指定する。
特に使わないので空白のままにする。
- "New Project Wizard: Summary [5/5]"
設定した内容が合っているかを確認してFinishを押す。
プロジェクトを作ることによって何ができるかの詳細は、
オンライン資料: Quartus II開発ソフトウェアの
Quartus IIハンドブックのVolume 1, Chapter 2, "階層およびチームベース・デザインの
ためのQuartus IIインクリメンタル・コンパイル"に書かれています。
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