主記憶用のRAMの作り方



megafunctionによる主記憶用RAM作成

[注意] compiz が動いていると MegaWizard が固まります. デスクトップの [システム]→[設定]→[外観の設定] で [視覚効果]タブで「効果なし」に設定して下さい.
MegaWizardの画面表示が小さいと操作の途中で固まります.立ち上げてからまずスクロールバーが消えるくらい画面を大きくすると解消できるようです.不思議です.

FPGA上で大規模な回路を実装する時に, それらの回路を効率よく実装するため, FPGAベンダはいくつかの代表的な回路に対して マクロを準備しています. 主記憶用のRAMは,このマクロ(Alteraではmegafunctionと呼ぶ)を 用いて作成します. 以下では RAM の作り方を説明しますが,他の megafunction も同様に作れます.

なお,通常のRAMはアドレスを与えると即データを出しますが, Altera FPGAのRAMはレジスタが必ず入り, アドレスを入力した後にクロックを入れないとデータが出てきません. 注意して下さい.


主記憶(RAM)のデータ・ファイル(プログラムも含む)の作り方


FPGAで動作中の主記憶(RAM)を読み書きする

QuartusIIに付属するIn-System Memory Content Editorを 使うことにより,FPGAで動作中のRAMの内容を見たり操作することができます.

In-System Memory Content Editorの詳細は, Quartus IIハンドブックのVolume 3, Chapter 15, "FPGAメモリおよび定数のインシステム・アップデート"に書かれています.